
負のクラウドとは何か 〜負のシステム・負の仕組みについて(5)
昨年1年を通して、わたしが「わかった!」と思った画期的なことのひとつが「負の仕組み」です。 他に、これを提唱している人がいるのかどうかわかりませんが、わたしは自らの経験と、またそれに基づく仮説をもって多くの人へのセッションを実施した結果、ほぼ確信に近い手応えを感じています。 これはあくまでわたしの仮説であり、この仮説はまだ発展途上であることを最初に明記しておきます。 この話は長くなりますが、きちんと説明したいと思っています。 前回の話はこちら。 ============= さて、この「負のクラウド」ですが、 その前に「クラウド」が何かを説明するのは簡単です。あなたのiPhoneのiCloudを考えてみてください。 データは全部 iCloudに入れておけば、写真でもなんでも、どこからでも取り出せます。わたしはAppleユーザーですから、iPhone以外の全てのデバイスからも同一の情報が出し入れできますし、iPhoneをどこかで紛失したとしても、本体を書い直してiCloudに接続すれば、元のデータはすぐに見ることができます。 iCloudってすごいですよね。 そこには自分以外にも世界中のユーザーの個別データがぜ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んぶ格納されてるわけです。 で、ちょっとした仕組みで、わたしのデータは、あなたの端末からは見えないようになっています。 個人のデータ出し入れに役立つのが、IDとパスワードなわけです。 しかし実際は世界中のデータが集結している場所がある、ということを頭に入れておいてください。 で、もし今、わたしがここで死んだら?...