負の解除って、結局は対人折衝力なんだと思う
本日も「因縁探偵」ことネガティブクリアリングのセッションでした。 「あ!」という符号が合致する「因縁の場所」を特定できたのではないかと思います。 クライアントは敏感な方で、その場所が特定された瞬間、ものすごい体感がきたそうです。 この後の解決は、クライアントご本人と、因縁の「負の主」との対話、ということになりますが、なかなかに感動的な時間でした。 この「因縁探偵」が素晴らしいのは、「負の解除」という目的を通して、その人自身の人間力(成熟度)を上げることができる点にあると思っています。 ネガティブを見せかけの術や、力ずくで排除するのではなく、あくまでも「対話力」、いわば「交渉スキル」によって、気分良く本来いるべきところに帰ってもらう。送り出し作業なのです。 ハートのど真ん中から出てくる「慈しみ」の気持ちで寄り添い、負の主と対話を重ねる。 無理やり排除しようとすれば、抵抗されます。 負の主が気分良く退場してくれたら、忌まわしい現象は再発しないだけでなく、自分自身の気分、感じ方が劇的に変わります。 それには何より、自分の凝り固まったパースペクティブ(ものの見方)の変更を余儀なくされる。 ここはいくら表面的な「寄り添い」を装っても、相手に通じなければどうにもなりません。負は依然としてそこに留まります。 これ、面白いなと思うのですが、 相手が人間なら、仮に表面的な寄り添いでも、バレなかったりします。バレたとしても、そこは人間ですから、いざこざを避ける心理から、穏便に済ませようという計算が働くものです。...