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逗子の話(2)レビー型認知症


逗子の話(2)レビー型認知症


こちらの続きです

https://energyboutique.net/blogs/voice/240123

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この件は色々な方面で参考になる方がいるかも知れないので頑張って書いておこうと思います。

でも、背景がシンプルではないので何を話の起点として書き出せばいいのかすらわかりません。継続中の案件ですので、わたしの考察も含めつつのお話になります。
ゴチャゴチャするかも知れませんがご容赦下さい。

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【背景2】旧友の話

年が明けて早々、わたしはふと、同級生Aちゃんに会っておこう、と思いました。このところ何年も会っていない旧友と会うことが続いており、Aちゃんのことが急に思い出されたのです。

昔、Aちゃんとは、しょっちゅう一緒に遊んでいました。当然、ご家族も皆よく知っています。わたしが結婚して生活が変わったことで会う機会が少なくなり、この10年ぐらいは時々思い出すけれどなかなか会うに至らなかった。

最後に会ったのは父が亡くなった後で、連絡すると彼女は逗子に引っ越していました。以前はこの坂ノ下の家から至近距離に住んでいたのですが、家を売って、以前から持っていた逗子のマンションに今は住んでるよ、とのことでした。

その際、父と弟さんが反目して、仲が悪くなってしまった件を聞かされました。とても仲が良かった家族、羨ましいほどだったので、それはちょっと信じられないことでした。

その頃わたしはマリアグリッドが完成した後だったので、それまさにグリッドが役立つだろう、、、と思ったものの、まったくピンときてもらえなかったので、強く押すこともせずそのままにしていました。

 

ちなみに旧友たちは、わたしが今何をしているかまったく知りません。それまでも、別に仕事の話でつながっている関係ではないですし、何をしていようと昔から友達は友達です。けれどこの10年余りの間に、わたしは「常識的ではない路線」のことをしているので、説明するのもめんどくさいし、したところで理解はされない(笑)ので積極的にわたしから今の仕事の話をすることはまずありません。

 

それが何故か、正月明け「会おう! 」と決めて連絡し、その週末に会いました。3年ぶりです。

 

「どうよ最近?」から始まる会話は思いがけずヘヴィなものでした。
それが掲題の件で、お父様が認知症となり、「レビー型」と診断されたと言う。レビー型に関しては知識がありましたので、医学的には「幻視、幻聴、妄想」などと言われそれなりの原因を当てはめられているのでしょうが、りーかお総研の定義で言うとすれば、それは

「時空間と認知機能のズレ」

ということになります。
つまりなんらかの原因によって、その方の存在している次元(時間空間)と我々の時間空間がズレて共存する、という解釈です。

例えば、レビーの人(X)と、わたしともう一人(Y)が同じ部屋にいるとして、わたしとYは同じ時空間(AAA)を認識しているので会話が成り立つ。しかしXはAAA時空間、つまり「現在」の上に別な時空間(BBB)を認識するので、Xにとっての現在はABBであったりAABであったり、BBAであったりするわけです。
わたしやYにとってB要素は目視できない時空間ですので、Xの言動はおかしい!ということになります。

 

それで、彼女から聞くお父様の様子は、ちょっとただ事ではないと感じました。その「レビー」的な症状は、Aちゃんを前にした時だけ頻発するというし、単に認知症というには無理がある不思議な行動特性もあります。

さらに、仲違いしていた弟氏とは絶縁、そして弟氏はAちゃんに対して敵意を向けるようになっている、という家族の断絶状態まで招いています。それはただ事ではない。「普通」のことではないです。

 

このお父様は大変素敵な方で、居住まいスマートで優しく、もてなし上手。ご商売を手広くされ、大型バイクに乗り、船を操り、今で言う「イケオジ」の代表のような洗練された方でした。さんざんお世話になったので、今も思い出すのはそんな日々のこと。

当然、加齢と共に認知機能が衰えることは自然なことではありますが、話を聞きながら「なにか怪しい、、、一体なんだろう?」という疑念と推理しか湧かない。

だいたいこのタイミングで「会わなきゃいかん!」と思ったこと自体「なにかが動いている」ことなので、その日会ってから別れるまで脳内「なんなんだ、なんなんだ」の疑問符で埋まりまくりました。

 

 

長くなったので、次回へ。