『異界探訪』素晴らしい本に出会った
非常に個人的な話になるので、人の理解を求めるものではないが、自分にとってあまりにも完璧なタイミングで、あらゆる意味で完璧な「指南書」とでもいうべきものに出会ったので記しておきたい。 本はなるべく買わないようにしているが、それでも気づくとなぜか増えている。 先週、検索したわけでもないのにAmazonに表示された一冊。 『異界探訪』 普段の自分なら、まず買わない。 タイトルも、「パワースポット」という言葉が使われている時点で嫌だし、「現代の怪談」なんて、もう今さらヨソサマの話を仕入れたくもない、むしろこっちが披露したいぐらいだし(笑)、著者も知らない。 表紙の写真もぜんぜんグッとこない。 でも、なんだろうか、 「買え!読め!」と強く言われている気がして、いや、ほんとうに買う動機がなかったのにKindle落とした。 普段だと、そこで終わり、結局読まない。 でもなぜかそのままページをめくったら、序文だけでもって行かれた。 あーー、これは読むべき本、本当に価値のある本だというのは、ものの数ページで完璧に理解できた。 ...