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「須弥山儀」があまりにもすごかった


「須弥山儀」があまりにもすごかった


この週末は静岡へ、先日来、気になっていた「龍津寺」さま所蔵の須弥山儀を拝見しに行った。

 

写真は禁止なので、こちらのページから拝借しました。

 

 

静岡市は二〇一八年度から二年がかりで、臨済宗妙心寺派の禅寺「龍津寺(りょうしんじ)」(静岡市清水区)が所蔵する江戸時代に作られた市指定文化財「須弥山儀(しゅみせんぎ)」を修復する。仏教の世界観を示すからくり仕掛けの宇宙儀で、国内に十台ほどしか確認されていない。修復により歴史的価値を高め、由来などの調査を進める。
 須弥山儀に詳しい天理大の岡田正彦教授(宗教学)によると、須弥山儀は江戸後期の天台宗の僧侶、普門円通(ふもんえんつう)(一七五四~一八三四年)が古代インドの仏教の世界観を説明するため考案。天文学が生かされ、重りを使った動力で太陽と月、星座の動きを再現する仕組み。布教活動などに用いていた。
 龍津寺の須弥山儀は一八二四(文政七)年に製作されたとされる。円通の依頼で作られた可能性が高く、十五代将軍徳川慶喜が所持していた。須弥山儀は全国各地に現存するが、龍津寺に残る須弥山儀が最も古いとみられる。
 龍津寺が保管する明治時代の住職の日記などによると、須弥山儀は駿府(すんぷ)城にあったが、明治になって天動説が禁止されると須弥山儀の考え方が禁書扱いになり慶喜の菩提(ぼだい)寺の宝台院(静岡市葵区)に隠された。その後、龍津寺にひそかに移されたとされる。一八七七(明治十)年に一度修復されたが、現在はからくりが動かない状態になっている。
https://www.chunichi.co.jp/article/42612

 

 

やっぱり気になるものは、何をおいてもこの目で確認すべきだと改めて思った。

いや、凄かった。

本当に凄かった。

 

 

これは単なる「昔の仏教的宇宙観」などという簡単な言葉で済まされるようなものではない。

もっと根本的なことが表されている。

 

けれども、今や誰もその真の価値を知らない。
(ググったって、本当の情報なんか何にも出てこないよ)

 

 

いや〜〜〜〜、とにかく見たらわかった。

なんとしてもこれを後世に守り抜こうとした当時の人々のはっきりした意思を、わたしは受け止めることができたんじゃないか、と思った。

 

それは徳川慶喜の「機転」だし、その意図を汲んだ当時の方々のとんでもない功績だ。

や、本当に、遺してくれてありがとう!

 

全国に須弥山儀は数台現存しているらしいが、本当に真の価値あるものは、この1台だけだから、この目で見ることができて本当に満足だ。

 

 

 

 

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