郡山のご実家用にと、「東北キャンペーン」でオーダーいただいた方から教えていただいた「会津山塩」というワード。
早速調べて「また空海か!」という驚愕。
弘仁年間(810~824)のこと、この地を訪れた弘法大師(空海)が老婆の家に泊まりました。山深い里で、塩がないため難儀している様子をあわれんだ大師は、護摩を焚き何事かを一心に願い込むのでした。すると17日目、ついに岩が割れ塩泉が湧き出しました。――新編会津風土記より――
各地で塩という塩を集めているわたしとしてはさっそく発注。届くのが楽しみ。
この塩も長い歴史を持つものだけど、戊辰戦争以降ゴタゴタに巻き込まれたんだね。
江戸時代は藩の統制下、文化2年(1805)には、7,698俵(404t)製造された。
戊辰戦争で製造中断
明治期に民営で製造再開
塩の専売制度で、製造中止
平成17年、村おこし事業として山塩の試験製造始まる。
もう一ヶ所、山塩を生産しているところが伊那(長野県)にあり、中央構造線付近のもの。
こちらは、現場に行かないと手に入らない。
「東北キャンペーン」よろしくお願いいたします。
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