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精神疾患、依存症と共依存と「負の情報」(1)


精神疾患、依存症と共依存と「負の情報」(1)


う〜ん、、、、

この話は何をどう書いていいのかわからないのだけれど、記しておくべきことだということだけは確かなので、拙いけれど、書き始めようと思います。

いや、本当に、何をどう書いていいのやら、わたしの脳内も散らかったままなのですが、時間が経てば整理がつくような話とも思えず、このタイミングを逃すとおそらくこの話題に触れることはなくなるので、ゴチャゴチャしたまま始めます。

 

 

 

昨日一気に読了した「手記」がある。

こちらです。

https://amzn.to/3k6TCGI

 

出たばかりのこの本は、現在noteで全編が無料公開されている。4月28日まで。

https://note.com/asahi_books/n/n79fe4dfc87c0

 

妻に異変が起きたのは結婚4年目、彼女が29歳の時だった――。2022年4月20日に発売される、朝日新聞記者・永田豊隆さんのルポルタージュ『妻はサバイバー』。朝日新聞デジタルで連載中、100万PV超の大きな反響がありました。単行本化にあたり、連載のその後の日々を綴られていますが、発売前のゲラを読んだ書店員さんから大きな反響がありました。病に苦しむ妻が、「私みたいに苦しむ人を減らしてほしい」といった言葉が、本書執筆のきっかけとなったと永田さんは綴っています。多くの方に読まれてほしいと心から願う作品ゆえに、4月28日16時までの期間限定で全文を公開することにしました。もしよろしければ感想を、SNSやnoteでぜひお聞かせください。

 

とあります。

 

これは、とにかくみんなにも一読してみてほしい。そしてどう感じたか、教えて欲しい。

 

とにかく非常にヘヴィで、悲惨。最大限控えめに言っても「地獄」であろう状況が20年(!)。

この間、自らも「適応障害」という精神のバランスを崩し、抗精神薬を処方されたりしながらも、壊れてしまった妻の、最初は「世話」、それが「介護」となり、今に至る献身ぶりは、他人がおいそれと軽い感想なんかを吐けるはずもない壮絶さで、今後も一緒に生きていこうと締めくくる現在地に至る「ドキュメンタリー」を自ら仕上げたこの記者の精神力には感服します。

 

だけれども、

なんとも言えない読後感を残すものです。

わたしには強烈なモヤモヤ感だけが残った。

 

 

この「モヤモヤ」には、幾つものまったく異なるベクトルの「モヤモヤ」が含まれていて、それゆえに冒頭書いた通り、まったく脳内整理ができない状態なのだけど、

一体何がこんなにモヤモヤするのか、ということを、書きながら突き止めたいと思います。

 

ちなみに、わたしはこの記者のとった行動の是非を議論する気は微塵もなく、このような極限的な状況下において、人生を、つまり生きることを諦めず寄り添い続ける姿勢は超人的で、誰にでも真似できるものではないと思っていることは強調しておきたいところです。

Amazonのレビューに「共依存」のことが指摘されていて、それはそうかも知れないなと思いつつも、かといって

私は精神科医として依存症の治療に携わっています。この本を出版した著者夫婦の勇気と努力に敬意を表します。これは著者夫婦にとって直截的で、酷なレビューになると思います。もし実際にご覧であれば覚悟を持って読み進めてください。

から始まるレビュー文章を読んでもさらに別な角度から強烈にモヤモヤする。この精神科医さんは、何か言いたくなる気持ちはわからないでもないけれど、それをここで指摘したからといって、なんの問題解決につながるというのだろうか。

(→ 多分、これは後になったらモヤモヤポイントの整理がつく予感)

 

 

 

 

どういう手記か、超かいつまんで 紹介すると、、、、

現役の朝日新聞記者の身に起きた話で、結婚後4年、妻に摂食障害という形で異常が現れた。尋常ではない過食をしては吐く、を繰り返す。それは彼女にとっての「たった一つの秘密の部屋(居場所)」だと言う。気づけば「過食費」は家計を圧迫どころか底を尽き、サラ金からお金を借りろと妻は言う。
(ちなみに言っておくと、朝日新聞の記者の年収は知られているから、それがどれほど莫大な「過食費」だったか、想像するに背筋が凍る)

次に彼女はアルコール依存症になり、24時間酩酊状態となる。自傷行為も始まる。結婚当初は穏やかだった性格はどんどん凶暴になった。体重は24〜28kgにまで落ちた。

この間、何度も命の危険にさらされ、救急でみてくれる病院、みてくれる精神科、入院させてくれる病院、、、などを探しながらも都度暗礁に乗り上げ、やっと見つけた病院でも「生命力」が残っている限り、チューブを引き抜いたり「治った」と言っては退院させろと騒ぎを起こす。

また、精神科医、精神病院での身体拘束、カウンセリング、依存症患者の自助グループ、身体障害者への社会の配慮などなど、「ケア」面においての様々な問題が次々と浮き彫りになる。

もろもろ理解のある社内の配慮で、新聞記者という激務でありながらも妻の「介護」をどうにかこなしていたが、やがて彼も「適応障害」となり精神科で処方を受けるようになる。

やがて妻はアルコール性認知症というものになり、小さな子供のようになり、大腿骨頭壊死になり、、、、車椅子生活を経験の後、手術をし、現在は自力で立つことができる状態。ある意味認知症になった「おかげで」、ある種の平穏さが保てている、これからも一緒に生きていこう、という現在進行形で話は一旦締められている。

 

 ・・・・って、ようやくまとめてはみたものの、臨場感ゼロだから、やはりここはみんなに一度読んで欲しい。

 

 

あーーーーーまとまる気が一切しない!

 

不本意だけど、この回はここまで。なんだかすみません。

 

 

>>続く