この話は、ゆくゆく時間をかけて説明したいと思っていたのですが、本日新しいグリッドを撮影しながら、突然「一緒にやっちゃえ!」って思いがやってきた。
だから説明としては粗いけれど、ま、とにかく始めます。
「なんとな〜く」で良いので、つかんでくれたら嬉しいです。
えーと、みんなは「メルカトル図法」って聞いたことあると思う。
なう現在使われている世界地図に取って代わられる前の、「地球はどう捉えられていたか」という参考程度に紹介された、あの地図です。
「昔の人は世界をこんなふうに考えてたんですよw(バカですね〜)」という、あたかもなう現在の地図が正確無比で「ホントは世界はこうなのにね」という「前提」をもとに教わった「昔の人の考え方」。
でもわたしはなぜか気になってた。たぶん、単にきれいだったからだと思うけど。
メルカトルさんていうのは人の名前です。この方は1538年に初めて全世界地図を作成した。
ちなみに我が国で伊能忠敬が天文学者に弟子入りしたのが1795年だとか。
でね、メルカトル図法に関して、
図の性質と作成方法から正角円筒図法ともいう。等角航路が直線で表されるため、海図・航路用地図として使われてきた。メルカトルが発案者というわけではなく、ドイツのエアハルト・エッツラウプ(ドイツ語版、英語版)が1511年に作成した地図にはすでに使われていた。
とある。
言いたいのは、飛行機のない時代、航海時代に「ちゃんと使用されていた」ということなの。
羅針盤と地図を頼りに海に出て、地図が間違っていたら命を失うわけだよね。
だから、少なくともデタラメなどではない。
なんにつけ「昔の人は今の人(今の科学)より劣っていた」という刷り込みが、我々には隅々まで行き渡ってるから、この点を注意してね。
それでね、わたしは昨年のある日、偶然これに遭遇したのよ。
でね、なんだかわかってしまった気がしたの。
>>>続きます