昨年1年を通して、わたしが「わかった!」と思った画期的なことのひとつが「負の仕組み」です。
他に、これを提唱している人がいるのかどうかわかりませんが、わたしは自らの経験と、またそれに基づく仮説をもって多くの人へのセッションを実施した結果、ほぼ確信に近い手応えを感じています。
これはあくまでわたしの仮説であり、この仮説はまだ発展途上であることを最初に明記しておきます。
この話は長くなりますが、きちんと説明したいと思っています。
前回の話はこちら。
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この話を読んでみてください。
これは、わたしのロングタームセッション(1ショットではなく、時間をかけて洗い出すセッション)にて、「過去のことを思い出して書き出す」のクライアント(Eさん)のメモの一節です。
小学生くらいまでは、全く何も考えず、協調性もあまりなく、オレ流でやってたと思います。破天荒だったので、今なら病名がつくか?というような問題児扱いだったと思います。
人に合わせるという考えはなく、好き勝手にしていたと思います。仲間はずれとかも、よくありました。が、そこまで気にせずで、、、
中学生になると、それではダメなんだと思い始めて、、、みんなに合わせるということをやり始めました。高校生くらいには、何なくできるようになっていたかも。とにかく、小さな街なので、私がどこの子か?わかるわけです、、、小学生くらいには父が成功し始めていたので、大体欲しいものは手に入り、行きたいところには行け、やりたいことはさせてもらえました。
これが当たり前、普通だと思っていたわけですが、、、ある頃から嫌味などを言われるようになり、それは就職しても続き、、、
いつからか?、わかりませんが、みんなといるときは合わせないといけないという気持ちが強くなり、目立たないように色々なことを気をつけるようになっていきました。
合わせないと浮いてしまう、仲間に入れてもらえない、、、目立つのはNG、ありのままを出すことは良くない、金銭面は過小に表現しないといけない、、、 みんなと同じでなければならない、、、
つまりは、みんなに嫌われてはダメだから、、、という視点でした。私の恐れは確かに損得勘定から来ていると感じています。
なぜ嫌われたらダメなのか?今では、その考えは今はかなり減りましたが、あの頃の10数年の積み重ねが今も根強いと思います。
これを読んだとき、「あっ」と思いました。
マカバが回転停止するまでのEさんと、それ以降のありようが明確に表現されています。
子供の頃は、仲間外れにされようと気にせず、自己流で楽しみを見出し、イキイキとしていたのです。
人に合わせなければ、という心理は、教師や母親から繰り返し刷り込まれたものだということもわかりました。
それをやった結果、マカバの回転が停止した状態のEさんは、「自分の本来性」が思い出せない。何をしていいかわからない。そして、「人に嫌われてはいけない」「目立ったことはしたくない」といういわばブロックのレベルで右往左往するばかりだったのです。
でも、意識のどこかではわかっている。これは本当の自分ではないと。
この方の課題解決には非常に苦心しました。
自分の残りの人生を思い切り生き切りたい!という不退転の決意で臨んでくれましたが、どうやっても糸口が見えないのです。何かが変だと感じていました。
というのも、Eさんは、わたしには一目見てわかる「大物感」があり、仕事もスピーディにこなしていけるのに、なぜか悩みのレベルが低く、本来的な彼女からはあまりにも不釣り合いに思われました。
またここまでに、ありとあらゆるスピリチュアルセッションや鑑定を受け、また本もたくさん読んでいるのに、いわゆる「身になっていること」が驚くほど少ない。それでも解決したいから、いわゆる「スピ・ジプシー」「セミナージプシー」の状態になっている。
何かがおかしい。(こういった「違和感」は後々役に立ちます)
マカバが回転停止する前の彼女と今の彼女の姿があまりにも乖離している、ということは、
「この人の本来の力を出させないようにする何か」がある
としか思えませんでした。
そして、それは、彼女が言うように「あの頃の積み重ねが自分をそうさせている」、つまり自分が自分の呪縛を解けないのだ、という推測も「違う」のではないか、と考えました。
で、結論からいうと、この推理は「ビンゴ」だったのです。
ある程度探求の進んだ人であれば、「昔の嫌な記憶が邪魔をして、自分の前向きな行動を妨げている」ことまでは気がつきます。
で、ややこしいのですが、
「気が付いたとしても、前向きになれないのは自分自身だ(自分自身に何かが足りないからだ)」と思います。
そしてさらに凹んだり、嫌な気持ちになったりします。
しかし、わたしが確信したことは、
そうではない。あなたのせいではない。
ということです。
人は、大なり小なりどんな人でも、
その人の本当の人生を歩めないようにされているのだ
という決定的なことに気がついたわけです。
つまり、マカバの回転が停止した状態で、人は、いわば「負のコード」とでも呼ぶべきものをライトボディに取り付けられるのです。
このコードはパイプ状のものをイメージしていただけるとわかりやすいのですが、コードを伝って、負の情報が流れ込んでくる「仕組み」になっている。
コードの先には、「負のクラウド」があり、すべてのネガティブ情報(負の情報)に繋がっているわけです。
これは信じられないほど壮大な「仕掛け」であり「仕組み」であり、「人類のシステム」です。
これはもちろん、誰も実証できない「仮説」です。妄想と呼ぶのが良ければ、その方がいいです。
しかし、仮説であろうと妄想であろうと、もはやわたしにはどうでも良いのです。
なぜなら、この説を根拠にマリアグリッドを展開すると、
信じられないでしょうが、負の情報が消えることがわかったからです。
これに関しては多くのクライアント実績がすでにエビデンスのようなものです。
>>続く
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