前回からの続き。
ここで言っている「グラウンディング」は、人体を取り巻く「上下のエネルギーの和合」のことです。
身体のエネルギー軸(電磁軸)を地球のそれと合わせる、ということになります。
正確には、天からのエネルギーと、地面からのエネルギーを、自分の身体を持って和合させる、
つまり自分が天地をつなぐパイプになる
ということが最大のキモになってきます。
優れたパイプであるならば、物質の流れはスムースに行きます。
「排水管の詰まり」のように、ヘドロが溜まってしまうと水の流れが悪くなるのと同じで、わたしたちもエネルギーの流れが滞ってしまいます。
滞ってしまうと、流れる量が少なくなる、ということもありますし、
全身に活力(つまりエネルギー)が行き渡らない、ということでもあります。
「体感できない」は、
この詰まりのせいで自分のエネルギーの流れを実感できない、ということになります。
「詰まり」の原因にはさまざまありますが、「負の仕組み」でも書いた通り、たいていの人は幼少期に、自分「本来の」力を発揮できないような「仕組み」上の経験をします。
その後も成長過程においてトラウマを形成するような体験や、親や環境、メデイアからの情報や社会生活によって、恐怖や不安、既成概念などを刷り込まれることで、エネルギーの流れはどんどん悪くなっていきます。
そして、人にはほぼ必ず「負のコード」が組み込まれます。
この話は、マカバの回転停止で書きました。
このマカバというもの、
ピラミッドが上下に重なった形で表されます。
要するに「天からのエネルギー&地面からのエネルギー」です。
図形で表すとこのようなものです。
六芒星と呼ばれていますし、世界中どこにでも、この図形は見られます。
図形は立体を平面に落としたものなので、もちろん、これは脳内で3Dにイメージ変換してください。
これ(2つ力)を物理表現で言うと
求心力と遠心力
ということになります。
集まる力と広がる力。
これが自分の上下(頭上からの方向と、足元からの方向)でうまく融合している、というイメージをしてください。
この両方向からの融合がバッチリいってる時、
その人の状態はスムースです。
本来あるべき状態になるわけです。
で、
前回の2タイプに大別して考える話は、
この上下のエネルギーに対応しています。
1)の「敏感なタイプ」(「空想型」)の方は、上からのエネルギーが優勢、
2)の「思い悩むタイプ」(「実行型」)の方は、下からのエネルギーが優勢だと考えられます。
あくまでも、本来的な「資質」の話で、どっちが良いということではないです。
両方のバランスが取れることで、ご自身のエネルギーが調和するわけです。
マリアグリッドをボードの上に並べて、1日1分間でもグラウンディングを続けていくと、だんだんと自身のエネルギー軸が安定してくるようになります。
調和がとれた状態に近づくにつれ、様々な変化が発生していきます。
いろいろと考えついても実行には移せなかった方ならば、「やってみよう!」という前向きな気持ちが湧いてくるし、
突破口が見出せなかった方には、これまでにないアイディアが降りてくるようになったりします。
慢性的な肩こりや腰痛などが治ることもあります。
また、最もわかりやすいのが、
トイレが近くなる(体内の老廃物の排出が活発化)という現象です。
それによってむくみがとれていきます。
エネルギーの循環がスムースであれば、肩こりだけでなく、筋肉痛も起きなくなります。
実際、わたし自身が、登山の後でも筋肉痛というものとは一切無縁になりました。もちろん、筋トレなどは一切していません。
昔は、じゃがいもと玉ねぎを買って帰っただけで筋肉痛になっていましたよw
(どんだけ?)
要するに、細胞が活性化するのです。
>>続きます