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地面元年。断層なめんなよ
世の中では「風の時代」だともてはやされていますが、
わたしにとって今年は「土の時代」。
土というより「地」ですね。
地中とか、断層とか、もっと言うと地球のコアとか。
そもそも、「地面」てなんだろう。
山って何?岩って何?石って何?土って何?砂って何?
この、生まれてこのかた誰も納得いく答えを教えてくれなかったものたちが、昨年末からわたしを呼んでいます。
鉱物って?金属って?
わたしたちが住んでいるこの地面とは、そもそも一体、なに?
もともと子供の頃から、電車や飛行機の窓から外を眺めるのが好きな子でした。
いつまでも飽かず眺めていられる。
ボケっと眺めるというよりは、食い入るように見つめていた。「一体、なんなんだろう」という疑問とともに。
飛行機に乗っては、眼下の山岳地帯や地形そのものなどをずっと見ていられる。
高度が下がり、道路や家が見えると、
「そこに人間たちが暮らしを営んでいるんだなあ」という、何とも言えない気持ちになる。
みんながそうなんだろうと思っていたら、誰もそんなことに興味がないことに気づいたのはかなり大人になってから。
ところで先日、神戸某所の住宅地の件を書いたのですが、
そしてその場所に関連するクライアントが立て続いた話も書きましたが、
さらに先日、また新規のクライアントから、その土地の名前が飛び出したので、実に
二度あることは三度ある
もう、その場所が、わたしに何かご縁があるとしか思えなくなってきました。
しかも不思議なことに、三度目では、地図を見ても、あれだけ強かった「負の要素」を感じることがなくなっているのです。
その場所とは、
渦が森断層
です。
もはや、わたしの脳内では「ウズちゃん」というキャラクターまで出来上がっていますw
そこで、わたしはこの断層を追いつつ、今までまったく縁がなかった六甲山というものについて、調べまくることになりました。
そしてびっくりした。
六甲山は聖地そのものですね。
磐座の宝庫です。
そんな聖地の地下を、山陽新幹線がぶち抜いています。
どういうことなんですかね?
ちょっと恐ろしくなりました。
その上、今、リニア新幹線というものまで進行中であること。
この狭い国土にガンガンメスを入れて、、、、
一体、この国は何がしたいんでしょうか?
大深度地下と言われる地中には、皆さん、何があるかわかってますか?
わたしはただただ、恐ろしい。
断層なめんなよ、と言いたい。
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《読書メモ》
巨石巡礼―見ておきたい日本の巨石22
岩はものすごく重要な要素。