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そもそも人々は過去の奴隷 〜負のシステム・負の仕組みについて(1)
昨年1年を通して、わたしが「わかった!」と思った画期的なことのひとつが「負の仕組み」です。
他に、これを提唱している人がいるのかどうかわかりませんが、わたしは自らの経験と、またそれに基づく仮説をもって多くの人へのセッションを実施した結果、ほぼ確信に近い手応えを感じています。
これはあくまでわたしの仮説であり、この仮説はまだ発展途上であることを最初に明記しておきます。
この話は長くなりますが、きちんと説明したいと思っています。
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さて、前々から「おかしい」と思っていることのひとつに「人間の脳」があります。
この動物としては破格の大きさである人間の脳。身体に比べてこんなにクソでかい頭を持つ動物は人間だけ。
でもわたしたちが日頃使っている脳の「機能」はわずか30%とも10%とも言われています。微々たるもんです。
じゃあ、残りの70%だか90%には、どんな機能が隠されているのでしょう?
その残りのパーセンテージが本格稼働した時、人間には何が起こるのでしょう?
純粋な興味として、わたしはそれをいつか知りたいと思っていますが、今の時点で言えることは、
とにかく人間の力というものは「本来こんなものではないんじゃないか」ということです。
封印している多くの部分が解放された時、人間はとてつもない力、今までのわたしたちの想像力では考えもつかないような秘められた力を発揮するのだろう、と考えてもおかしくはない。
でも、じゃあ、
逆にどうして今、30%稼働にとどまっているのか、
もしかして、そのように強いられているのではないか、
人間が真価を発揮したら困る存在がいるのではないか、
それに、仮に30%稼働がベストなら、どうして残りのシェアが退化しないのだろうか?
諸動物の「進化」のプロセスを見れば(もっていても無駄な使わない機能は、どんどん退化して失われていくことを見れば)、どうして人間の脳は小さくならないのか。
・・・・そんな風に考えたりもします。
負の仕組みの前に、まずわたしが最初に捉えている「人間の謎」は、そんなところです。
あなたは、本来はもっとバカでかいチカラを秘めている。
それなのに、あなた自身が「自分なんて」という論調で、思考によって自分を矮小化している。
「このくらい」の力が自分の最大だと思いたい。無理にでも、思いたい。
チャレンジするには勇気がいるし、そこには「恐れや不安」がつきものだから、なかなか超えられない。
失敗した時の言い訳をあらかじめ用意して、守りを完璧にしないと先に進まない人もいます。そういう人は重いです。
でも、子供の頃のあなたは、もっと軽かった。
恐れもなく、自ら楽しいことを見つけて、キャッキャしてた。
そのうち「そんなことをしたら危ないよ」と言われ、初めて「危ない」という概念を叩き込まれるのです。
そう、危ないことはしてはいけない。
それをしたら痛い目に合う。
この社会で生きていくうちに、そうやって自分の力を、ごくごくわずかなものだと過小評価している。それも、無意識に、です。
それでもあなたはモヤモヤする。
本音は心の中に押しとどめ、人に合わせたことを言い、子供の頃の「どうして?」は探求せず、「アベレージ的な人」に合わせて生きているけれど、何か自分の人生を生きていないような気がする。
時代の風向きが変わる今、本来の自分を生きたい、と思うけれど、それでも何かが足を引っ張る。
その「何か」とはすべて
過去の経験の記憶
です。
これは成功体験にしても同じです。
あのときうまくいったから、今後もうまくいくだろうと予測する。
そう、みんな「未来」を考えるときに、必ず「過去の体験」をベースに物事を推測します。
未来は誰も経験したことがなく、自分の過去が繰り返されるとは限らない。
未来は別な次元ですから、本来であればあなたの意のままになるはずなのに、意識が無理やり過去の自分と紐づけようとします。
つまり人々は、過去の奴隷です。
「過去から抜けることは、怖いこと」だと感じてしまいます。
だから、終わった話にいつまでも固執します。
でも、、、、
この「過去への固執」は、
果たしてあなたのせいなのでしょうか?(違うんじゃないの?)
というのが、わたしの「負の仕組み」解明の起点でした。
>>続く
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