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「コンフォートゾーン越え」についての話(2)
ビビりがあるのは当たり前。だってコンフォートじゃないんだから
コンフォートゾーンというのは、文字通り自分にとっての「心地良いゾーン」なわけですから、
当たり前ですけど、そこでは何も起こりません(笑)
で、何も起こらないのが「平和」なうちはそれで良いわけですが、そのうち退屈します。
この退屈を受け入れてると前回書いた「フェイク受け入れ」のコースです。
退屈したら、何か「変化」させれば、退屈ではなくなります。
だけど、この変化には苦痛を伴います。
「コンフォート」から抜けるわけですから、当たり前です。そんなもん心地よくないわけですから。
ここでビビり込む人が大多数です。
それで結局何もしない=フェイク受け入れの方に流れるわけです。
だから「退屈」という岐路に立ったら、そこはビビりも折り込みで、「ゾーンから抜ける」を選択してください。
繰り返しますけれど、そこには「ビビり」がつきもので、ビビるのは恥ずかしいことじゃない。
そのビビりこそがいちばん大事な要素、むしろビビりこそが宝です。
ビビらない程度の変化なら、変化しないのとまるで同じです。
自分が認識できるゾーン越えなんて、実はコンフォートゾーン越えではない
さて、ここでよくある勘違いとして
「いいの、様子見ながら徐々に変えるから!」などと言うケース。
あんたバカか?
「徐々に」などと言ってるからあなたはいつまでも変われないのです。
自分で予測のつく範囲での「ゾーン抜け」なんて、「ゾーン抜け」ではありません。
それではエネルギーは動かないからです。
ええ、一切、動きません。
その程度の変化は、ただの「日々の努力」の範疇に過ぎません。
本当の「コンフォートゾーン抜け」は、このギャップから来るエネルギーを利用して、最大限の効果を狙うものです。
急降下の後の、株価バカ上がり、みたいな現象をセルフで起こすためのものです。
エネルギーというのは「ギャップ」によって発生するものです。
そこにギャップが生まれなければ、動くエネルギーは微量で、大したことは起きません。
ステップ思考を手放せ、と言っているのはそのためです。
こういう人は、新入社員→係長→課長補佐→課長・・・・みたいなことを思い描いているんでしょうか?
じゃ、せいぜい課長補佐ぐらいで自分はオッケーだと言っているようなもの(ただの安心理論)です。しかし、本当のあなたは課長補佐など希望してはいない。
本当のあなたは、会社員であること自体が嫌なのです。(もちろんこれは例えです(笑))
人には必ず「恐れ」の心理が標準装備されています。当たり前です。
安心理論を発動させて「いいの、これで」を続けるなら、また新橋オヤジコースに戻ります。
(続く)