【柱状節理】節理の上に、村がある。Castellfollit de la Roca (スペイン)
Castellfollit de la Roca という村。 バルセロナの北、ほとんどピレネーの方、フランス国境に近い方の山の中にある。 「グラスの底に顔があったっていいじゃないか!」と言ったのは岡本太郎センセイだが、こちらは「節理の上に村があったっていいじゃないか!」。 いいけど、とんでもないところにある。 だって、こんなだよ? 見ているだけでビリビリ来るようなところに「住んでいる」って、どんな感じなんだろう? わたしの知る範囲内でのヨーロッパには、「どうやってこんなところに???」と思うような場所に忽然と村があったりすることが多い。 日本の場合だと山あいの「谷」に集落があるが、節理じゃなくてもこれもんの「岩盤の上」をよく見かける。あまりにもよくあるから疑問に思わない人もいるだろうが、 冷静に考えるとおかしくないか? 一体どうやって「水路」を確保していたのだろう。 今なら「電力」があるわけだが、その昔はどうしていたのか。 ...