「逗子の件」続きです
https://energyboutique.net/blogs/voice/240123
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この件は色々な方面で参考になる方がいるかも知れないので頑張って書いておこうと思います。
でも、背景がシンプルではないので何を話の起点として書き出せばいいのかすらわかりません。継続中の案件ですので、わたしの考察も含めつつのお話になります。
ゴチャゴチャするかも知れませんがご容赦下さい。
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えーと、前回は数年ぶり旧友Aに会ったら、お父様が「レビー型認知症」だということを聞かされた、しかしわたしの脳内には疑問符が噴出したよ、というところで終わりました。
【背景3】奇怪な行動とわたしの考察
で、このお父様の普通ではない行動なのですが、A曰く「どれだけ動いても疲れないみたいなんだよね」と。
お父様は昔からThis is バイク!というアメリカンな大型のバイクを楽しんでいたわけですが、ある日乗って出かけたら故障した。
それで、県央某所にある専門店に「バイク置いてきたので、6時間歩いて帰ってきた」と、深夜に帰宅したという。以前の彼ならタクシーで帰ったでしょうし、80をとうに過ぎた人が、まず「歩こう」とは思わないはず。しかも6時間歩いてケロッとしている。
それ以外にも、ふらりと出かけて、おそらく奇怪な行動をした挙句に道で転んだりして(と思われる)、ズボンが破れていたりするのだけれど、体はどこも痛くない、とか、とにかく何時間でも歩いてしまい、ケロッとしている、とか。
<わたしの考察>
これを聞いていてまず浮かんだのは、「修験者」でした。
昔のホンモノの修験者って、山の中を何時間でも歩けますよね。役小角とか空海とか、常識ではありえないような道行きを歩いた伝説がたくさんあります。人並外れた肉体と精神力を持つはずですが、つまり修験の行者って険しい山の中で過ごして心身を鍛えるわけだが、この修行によって「意識と時空間」を自在にする=脳の認知機能を自在に操ること、を会得するのではないかと。
要するに「夜中に6時間歩いたけど、全く疲れていない」ということはあり得る話で、なぜ彼にそれが可能なのかといえば、おそらく「認知機能」が関与しているだろう、と仮説してみた。
逆に言うと、我々「常人」はこの認知の枠組みの中に囚われているので、「不可能」だと思い込んでしまっているだけ、とも言えます。
【背景4】「妄想」と言われるものとわたしの考察
次に聞いたのが、これをもっていわゆる「レビー型」と診断されるに至る所以ですが、Aちゃん曰く「わたしたちには見えないものや光景を見ているようなんだけど、なぜか、わたしといる時にだけその現象が起きるのよね。他の人の時には起きないの」。
ざっと言うと、お父様はAといる時にだけ「別な空間認識」を持つようで、娘であるAが父に内緒で、夜中に業者を入れて (どこに?)大規模改修をしている。「お前はまったく俺に隠れて何をやってるんだ💢💢💢」と敵意をむき出しにしてくる。また、Aが父には秘密であるモノ(何を?)持っていて、ずっと隠している。「いったいどこに隠したんだ!💢💢💢」。
また、朝起きては室内を見渡して「A、お前なんだってこんな風にしてしまったんだ!めちゃくちゃじゃないか!何を考えてるんだ!💢💢💢」と、昨日と何も変わらないはずのリビングで叫ぶ、、、、、などなど。
医者の診断では「それは本人には 確実に見えている世界なのですよ」と言われたんだけど、、、とのことでした。
<わたしの考察>
「常人」にはわからない時空間にいる状態、というのは、父が亡くなるプロセスにおいてわたしも経験しています。
目の前には何もないのに、「何か」を見つけたらしく、少年のような目で「ああ、こんなものがあるのか〜!香織、今日はこれとパスタでもあれば十分じゃないか!」と言うので、あーこの人(マイ父)は今、わたしと一緒にイタリア旅行でもしているのかな、ひょっとしたらローマ時代なんかを訪れているのかな、、、などと閃いたので、わたしには何も見えないけどテキトーに合いの手を入れていたらなぜか会話が成立し、父は満足そうだった。
一方、このAのケースで父上は敵愾心をもっていることから、もしかしたら過去の(過去生の)商売上のシーンで何かあったのだろうかな?その光景を今見ていらっしゃるのかな?などと考えました。
もしくは、Aの名字は日本史を知っている人ならピンとくる、その昔は陰陽師などの役割を請け負っていた由緒ある名前ですから、そちらも関係しているのかも?ということも考えました。
しかし情報がこれだけでは何の決め手にもなりません。
で、そんな話をしながら葉山でゆったり昼食を取り、腹ごなしにと逗子駅まで散歩していたところへお母様から「パパが出かけてしまった。まだ帰ってこない」と連絡が入りました。
次回に続きます。