みなさま、今日は「土壌改良実験」についてお話しさせてください。
ワタクシ地道にナノ農園での土壌研究に取り組んでおりますよ。
一度始めたことは「これだ!」というところまで到達するまでやらないと意味がありません。子供の頃はそれができなかった。手をつけては飽きておしまい。しかしオバハンになった今ではできる。
なぜできるようになったかというと、長い人生の中で「意味がないこととは」をわかったからです😆 老い先短いことも大きい。食い散らかしておしまいなのはガキんこだけ。大人は食ったら片付けて食器を洗って仕舞うもの。ひとつでも多くの体験獲得してこの世を去っていきたいものです。
とかなんとか。
前置きが長くなりました。
こちら、コーナンで買った苗から育てているリーフレタスを収穫したもの。
育てるプロセスで気づいたことを共有させてください。
苗で売られている状態では、葉付きが良くなるよう、促進剤的なものが使われていると思います。だから結構茂ってた。それを、あえてのコーナン培養土(菌ちゃん先生推奨のものではない)を使って育ててみています。
テスラ棒ももちろん使用しています。
最初こそ、めきめき成長して茂り、2度ほど収穫しました。
だけど、1ヶ月ほど前かな、強風の日があって、翌日全ての葉っぱがバッキバキに折れていました。雨に濡れて葉っぱもしなしなに。そのうち、てっぺんにはアブラムシさんが集結しました。
なるほどね〜と思いました。
そこで、土壌を改良したろと思い、佐々木先生から分けていただいた「土壌菌」を牛フンと共に投下、その後も時々EM菌をスプレーしたりしていたところ、茎は超太く復活し、葉っぱは以前のものとは「違うもの」かと思うぐらい強くなりました。もちろん食べたら美味しいのは当たり前。
で、十分な菌(=十分なエネルギー)によって作られた野菜を食べることが、腸内状態にも良いに決まってます。
売られている野菜は収穫高、出荷高のためにワッサワサに茂らせるよう作られているものが多いでしょうから、食べても必要な菌(栄養素より菌が上位)を取り込めるかどうか。
それから、ソラマメ。こちらは種から栽培しています。
納豆菌を仕込んだ土で育てているものはイタリアのそら豆で「ファーヴェ」ですが絶好調。
日本のそら豆も、この前までアブラムシ攻撃を受けていましたが、土壌菌を与えていたら、いつの間にかいなくなった。
菌ちゃん先生も、奇跡のリンゴの木村さんも、まったく同じことを言っている。
「虫がつくのは、良くない土を作ってるから。自分に土づくりスキルがないくせに、虫が来たと言って殺虫するなんてアホか!」
いや〜本当にそういうことなんだなあ、と実感できました。
こちらは種からやってる九条ネギです。まだヒョロヒョロだけど、土の状態は良さそう。鋤き込んだ彼はが繊維化しているのが見てとれます。
みなさま、プランターで構わないので、野菜をやってみましょう!
最初は野菜を作るのではなく、土を作るんだと割り切って、いろいろ実験してみましょう。そのうち、いい土ができて、何を植えてもバカスカ実る「魔法の壺」になるんだと思います。
んなことやってるうちに、我々の腸内状況が良くなってくるというオマケ付き。
この世界は天津金木で言う「天火水地」です。植物はその全ての要素を受けて育つ。我々もその恵みにあずかる、というわけです。
佐々木先生の著書を紹介しときます。