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いきとしいけるもの全ては繋がっている。しみじみすごいなと思った話


いきとしいけるもの全ては繋がっている。しみじみすごいなと思った話


今回も実体験の話。

先日友人Mちゃんとの間に起きたことが、感じ入るところが大きかったので、少し長くなるかもですが書いてみますのでお付き合いください。

 

 

わたし、何年もの長きに渡り毎夏ちょうちょを育てています。庭先のイモ子を見つけて保護し、葉っぱを食べさせ、羽化を見届ける。

今年はわたしの周辺で、同様にちょうちょ保護に乗り出している人たちが複数いる(笑)

Mちゃんもその一人で、何を思ったか今年突然やり始め、その愛情のかけ方たるやハンパなく、毎日の観察記録をFBにアップし、そして無事に羽化させ、窓から飛び去ったあとは「イモ子ロス」になってた(笑)

 

彼女のところからちょうちょが巣立ったその日、わたしの元に黒く大きなお母さんちょうちょが姿を見せた。ヒラヒラ舞ってレモンの木に誘導すると、孵化したばかりの1ミリぐらいの赤ちゃんイモ子が数匹いたのですぐに保護した。

信じられないでしょうけど、ちょうちょとわたしの間には強力な信頼関係が出来上がっているので、ちょうちょは必ず教えにくるw

それで、ロスになってるMちゃんに数匹を分けることにして、彼女はその晩早速取りに来た。

 

 

Mちゃんも波乗り仲間だが、そういえば昨年、脚の筋を痛めたのであんまり海に行っていない、と言っていて、その辺で会ったときに「マリアさまで試してみよう」と調子よく言っていたのに、ころっと忘れていたから、そうだそうだ、うちに来るならついでに見てあげるよ、ということになった。

 

そもそも、子供の頃から左膝下に骨の出っ張りみたいなのがあって、今も時々痛む、とのこと。

そのせいで左足に力が入りにくく、いつも庇っていると言う。

なんでそんなものができたの?

「成長期にうさぎ飛びとかさせられたせいで、、、」

と言うけど、そういうのはたいてい疑ったらいい。

同じ負荷に対して、なぜ、左には現象が出て、右には出ないのか。左が「弱い」からなんじゃないのか、、、、という仮説をわたしは持った。

 

 

標準的なグラウンディングをしてもらい身体のバランスをみることから始めた。

4方向から見ていくと、やはり背中からの左半身が弱いので調整。

するとあっという間に、力が入らなかった左足が踏ん張りが効くように変化した。

こういう時の調整は、「双晶(ダブルポイント)」を使うとより素早くできることが最近わかった。

 

次に、横になってもらい、チャクラ上に下から順にグリッドを乗せていくと、「手足の末端に血が通ってあたたかい」は感じることができたようだが、いわゆるエネルギーが「通った」状態にはならなかった。

(余談だが、マリアグリッドでは、チャクラを無理にこじ開けることはない。あくまでも、その人の状態によって、「入るべき適量が届くところまで届く」)

 

なんとなく「予感」みたいなものがしたので、Mちゃんが生まれ育った家のことを聞いてみた。

「信じられないようなところだよ」と言うから、iPadで地図を開いたところ、、、、

瞬間にブワーーーーっと鳥肌が立った、という意味では確かに「信じられないようなところ」ではあった。

広大な墓園と墓園の間の路地に、いくつかの住宅が並んでいる奇妙な構図。

その路地は「谷」のように低くなっているという。

そして、Mちゃんのお母様はその家で40代の若さで亡くなり、同時期にご近所の一帯でも同様に葬儀が相次いだという。

 

しかし、墓園そのものよりも、わたしの中にひらめいたことがある。

横浜市のある場所は、戦時中の遺体を置く場所だった、、、という話で、もちろん今では整地されているだろうから、もしかして墓園はその名残なのかな、、と思ったので聞いてみると、

家の至近距離に戦没者を祀った森があるという。

 

 

そこでその場所に戦争犠牲者のみんなへ心を向けながらグリッドを展開し始めると、なぜかMちゃんから涙が溢れた。

ああ、やっぱり、そういうことか、、、、

そして、顔色がとてもよくなり、表情が一気に柔らかくなった。

そしてその晩はぐっすりとよく眠れたよとその後言っていた。

 

 

 

 

しかしつくづく不思議だなと感じたのは、

この夏Mちゃんが突然イモ子活動をしなければ、そしてその日、ちょうちょがヒラヒラしなければ、Mちゃんは家に来ることはなかった。

1年以上「今度みてあげる〜」と調子良く言っていたものの、ついぞzoomを繋ぐことなく今に至り、しかも身体のバランスはzoomではチェックできないものだから、彼女は来る必要があったということなのかな。。。。

ちょうちょは死者の魂を運ぶと言われたりするけれど、人の縁て本当に精巧にできている。

もっと言うと、すべての生き物、いきとしいけるもの全ては繋がっている。

だいたいそもそも、Mちゃんとは、わたしの愛猫「ころ」が行方不明になったことをきっかけに知り合った仲だった。

 

 

そういえば先日読了した横尾忠則氏の本の中に、こんな言葉があり、とても感じ入るところがあった。

一見「やなこと」に思える事象の方が目につきやすいが、「いいこと」だってたくさんもたらされ続けている。

自分につながる見えない縦糸や横糸によってもたらされ続けているから、わたしたちは生きていることができる。

 

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