イスラムの聖地メッカの中心に何があるかは、日本ではあまり知られていないのかもしれない。実はわたしも数年前まで知らなかった。
Kaaba(カアバ神殿)と呼ばれる黒い立方体。
しかし初めて知った時、即座に想起したことは、要するに神聖幾何学、要するに「宇宙の中心」を表しているんだな、、、だ。
フラワーオブライフを広げていくと、その中心には立方体が現れる。
当然、その中は「すべてが存在する空っぽ」ということになるから、偶像崇拝を禁じる彼らの理にかなっていると思われる。
で、おそらくこのKaaba(カアバ)という言葉はCube(立方体)を意味しているはずで、カアバが語源となっての英語キューブかもしれない。
・・・・・ということが自分内の理解だったわけだが、先ほどふと
「本当にそうなのかな?」と気になったので検索してみた。
すると
正確には、カーバ神殿の構造は立方体ではなく、長さ12m、幅10m、高さ15mの造りとなっています。外壁は灰色の花崗岩でできており、入口は北東側の地上およそ2mの場所にひとつのみあります。
https://worldclub.jp/turkish/kaaba/
とのことで、正確には立方体ではない、ということが判明。
しかし当初(といって、いつ発生したものかは不明。ノアの洪水以前からあった、という主張らしい)であれば、立方体だったのではないか?と、しつこく仮説を曲げたくないわたし(笑)
しかし、そのことより驚くべき類似に出くわしてしまった。
メトロポリタン美術館に収蔵されている1678年の見取図。
青い部分、神殿の置かれた広場の形状。
これは前方後円墳と同じなのでは?という疑惑。
宗教の関連はデリケートだから多くを不用意に言うことは出来ないけれど、でも、
世界は一家 人類はみな兄弟
ということが早く証明されれば戦争は放棄されるのに、、、、と真剣に思う。
さて、このキューブの内部はこんな風になっている。
3本の柱が意味するところも、鯔のつまり、世界はみな同じだとわたしは考える。
コーランの響きも心地よい。
地上のみんなが幸せでありますように。
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