東北エリアにグリッドを広げたいから特別キャンペーンを始めた。
そこでわたしなりに「白河以北」について、遅ればせながら少しずつ研究を始めた。
意識を向けると、いろんなものが見えてくる。わたしたちは「歴史」などというものを駆け足で習ったとしても、なにも知らないに等しいことを深く思い知らされる。
若い頃に、それこそ人間というものについて、なーーーんにもわかっていない時に、「誰と誰がどこで戦って、誰が勝って誰が滅びた」みたいなデータ的なことを数行で教わったからって、何かを知ったわけではない。何かを理解したわけではない。。。。
東北についてわたしが一番気になるのは、やはり鉱脈、特に産金、そして製鉄、そして製鉄技術を持っていた民についてだ。
結局のところ、地球のあちこちどこを見ても、地下資源豊かな場所は、誰にとっても「攻略」したい場所だったであろう。
そのために、大義を用意して、人は、人を殺してきた。
それが人類の歴史。
人類の歴史は「負の歴史」。やられた者たちの隠れた念(隠念)の上に、わたしたち生き残った者の末裔が生きている。
鹿島大神宮のペグマタイト岩脈
というものを教えてもらった。
写真はHPから拝借。
「一億年の昔 地中の奥深くでこの巨晶花崗岩は生まれた」
此の岩石は、通称珪石(けいせいき:成分は主に石英)と言っております。この地方に大変多く産出した鉱物で、昭和10年代から昭和30年前半まで大きな鉱山が有り沢山採掘しておりましたが、現在は採掘し尽くしてしまった状態です。
この鉱石の用途は、ガラス、光学レンズ、光ファイバーの原料、又珪素(ケイ素)を含んでいることから、船舶用の珪素鉄を作るときの媒介物として戦時中は多く使われたものです。日本国内では、産出する地域が少ないので現在は殆ど海外からの輸入となっているようです。この様な状況で残っているのは、国内一ケ所であり、学術上からも大変貴重な鉱物で「国指定の天然記念物」になっております。
古来日本には、磐座、磐境の信仰があり、この様な巨岩には神様がお鎮りされる御神体として崇めたものであり、ここに鹿島大神宮の大神様を祭祀(おまつり)したもので、この巨岩を神社の御神体として信仰したものであります。
いつか訪れてみたい。
東北に限らずだが、この日本にはとてつもないものがたくさんあり、自分はまだまだ、知らないことばかりだな、としみじみ思う。
0 commentaires